デンタルフロスで歯が欠けた!トラブル前に知っておきたいこと

伊勢原市の歯医者、大野歯科医院のブログページです。

2月になりました。もうすぐ節分ですね。

節分では豆やイワシ、恵方巻などを食べて健康を願う習慣がありますが、堅い食品が多いので、油断して歯が欠けてしまうこともあるので要注意です。

歯に異変を感じたら、早めに歯科にご相談くださいね。

====== もくじ =======
・デンタルフロスで歯が欠けてしまった💦詰め物が取れた💦
・歯が欠ける、詰め物が取れるのは、お口からの危険サイン
・知っておきたい デンタルフロスがひっかかる・毛羽立つ4つの原因
・デンタルフロスの使い方に迷ったら、気軽にご相談を
・まとめ
===================

 

目次

デンタルフロスで歯が欠けてしまった💦詰め物が取れた💦

 

歯が欠けたといえば先日、患者さまから「デンタルフロスをしていたら、歯が欠けてしまった」とご相談を受けました。

「歯に良いと思って使っていたのに…」とがっかりなさっていて、胸が痛みました。

 

その他にも、歯間ブラシで歯の詰め物が取れてしまった、という患者さまもいらっしゃいました。

フロスが銀歯に引っかかってポロリと取れてしまったそうです。

このように、実はデンタルフロスや歯間ブラシのトラブルは結構あるのです。

歯が欠ける、詰め物が取れるのは、お口からの危険サイン

 

歯は身体の中で一番堅い物質です。

基本的に、健康な歯が食べ物や歯磨きで欠けることは滅多にありません

取れたのは歯ではなく、詰め物(レジンと呼ばれる白い樹脂系の詰め物)等がはがれることが多いです。

または、歯に小さな穴やヒビがあり、弱った状態だったことも考えられます。

 

歯の詰め物については、通常ですとデンタルフロスで簡単に取れてしまうことはありません。

治療の際に接着材料でしっかり固めてあるからです。

接着剤の周りの歯が溶けてしまっていたり、詰め物の内部が虫歯になっていたりすることが考えられます。

 

このように歯が破損してしまうのは、何らかの理由で歯が不健康な状態なことが多いのです。

デンタルフロスや歯間ブラシで起きるトラブルはお口からの危険サインともいえます。

ショックのことと思いますが、すっかり悪くなってしまう前に早めに発見できたと思って、前向きに治療しましょうね。

 

知っておきたい デンタルフロスがひっかかる・毛羽立つ4つの原因

歯自体のトラブルの他に、フロスが歯に引っかかってしまったり、毛羽立ったりすることもあります。

原因として、虫歯、歯垢、歯石、歯の傷等が考えられます。

いずれも健康な歯では起きない症状です。

そのまま放置すると、虫歯・歯周病が進行するリスクがありますので、早めに歯医者で状態を確認しましょう。

 

デンタルフロスの使い方に迷ったら、気軽にご相談を

 

デンタルフロスは正しく使えば、虫歯や歯周病予防に非常に効果的です。

歯ブラシとデンタルフロスと併用すると、歯ブラシ単体と比べて約1.5倍の汚れが取れるという研究結果もあります。

デンタルフロスや歯間ブラシの種類もさまざまです。

歯科ではお口の状態に合うグッズや、使い方のアドバイスも行っておりますので、お気軽にお声掛けください。

 

まとめ

デンタルフロスや歯間ブラシで歯が欠けたり、詰め物が取れたりすることはよくあるケースです。

健康な歯はデンタルフロスで損傷することはめったに無いので、歯に何らかのトラブルの可能性があります。

また、ご自身に合ったデンタルフロスや歯間ブラシの種類、使い方のアドバイスもしておりますので、お気軽にご相談ください。

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